平成18年(2006) ユニプラ株式会社 介護用品事業 設立
— 福祉業界に入るキッカケを教えてください
私は旅行が好きで、いずれ旅行しながら仕事をしたい、旅行会社に勤めて添乗員になることが夢でした。それで県内の旅行関連の専門学校に進学しましたが、学んでいるうちに、「旅行はプライベートで行くものだな」と改めて思ったのです(笑)
自分には別の仕事があるかもしれないと思い、専門学校卒業後は、県外に出ていろいろな仕事を経験しました。
工場で働いたり、パチンコ店で働いたり、約2年ほど県外で働いて沖縄に戻ってきました。
戻ってきた最初の仕事は“営業職” に就きました。車の修理資材を販売する営業職を約2年ほどやりました。
(※24歳の頃。まだ福祉業界に出会ってません。)
その後に、リフォーム会社で高齢者のリフォームを担当する営業の仕事(バリアフリーなど)に就きました。業務の中で、介護保険を利用した福祉用具を扱うこともありました。
約2年ほど仕事をしたのちに、
ユニプラ株式会社を設立しました。(※26歳のとき)
— 学生の頃から起業しようという考えを持っていたのですか?
18歳の頃、学生の頃に漠然とではありますが“30歳になる頃には社長になりたい!”という目標はありました。
具体的に『何の会社』かというのは特にまだ決まっていませんでしたが、会社の社長になりたいという夢は持ってました。
前職で福祉用具の仕事に携わる機会があったのでこの業界で起業してみようと思い立ちました。
私の父親はサラリーマンで、いたってフツーの家庭で育ちました。18歳のときに本田宗一郎の偉人伝を読みました。読んで思ったことは、単純に
本田宗一郎がとてもカッコいいと思いました。
私も本田宗一郎のような男になりたいという思いが強くなりました。
なぜ、「介護福祉」の業界を選択したかというと介護保険制度が世間的に定着していない時期でしたので、ビジネスとして私にも入っていける余地があると考えたからです。
今後の高齢化社会を考えたときに、ニーズはある市場なので今後伸びていく業界と感じました。
それなら介護保険制度のビジネスに挑戦しようと決断しました。
— 飛び込んだ介護福祉の業界で13年目。経営は順風満帆でしたか?
正直、最初の3ヶ月目でつぶれると思いました
思ったよりぜんぜん軌道に乗りませんでした...
会社は5名でスタートしました。創業時のメンバーで今は3名残ってます。新しい会社としてスタートして世間から信用もない状態でしたので事業をスタートしてもまったく仕事がありませんでした。
そのとき何をしたのか...
ひたすら営業しました。
営業し続けました。
何とかやっとの思いで受注した1件のお仕事を精一杯努めさせていただき次につなげていく。
一つの仕事の実績を会社案内やチラシを作成しまた営業していく。その繰り返し。それを2年~3年繰り返し続けるしかなかったですね。
当然資金もない中での活動ですから営業が終わった後で、夜スタッフみんなでポスティングをしに行くという状況が続いてました。
夜な夜な2、3時間歩いてポスティングしてましたよ。
いい想い出です(笑)
うちは大きなターニングポイントというものはなかったです。先に述べたように地道に営業活動を繰り返す日々でした。
そうすることによって一気に仕事が増えたとかではなく、少しづつではありますが毎月毎月1件づつ仕事が増えていく、増えた仕事をしっかり実績つくっていき信用をもらって、また次につないでいく。
地味ですがコツコツとその繰り返しでした。
デイサービス施設内を案内する比嘉代表
平成26年(2015)合同会社ポモック 介護施設事業 設立
— 沖縄の介護福祉業界についてお考えをいただけますか?
介護施設事業について私はまだ4年目で偉そうなことは言えませんが、沖縄だけでなく日本全体で、2025年に高齢者がピークになります。
団塊の世代が65歳になる、これから介護が必要としてくる年が2025年です。そこをピークに20年くらいかけて徐々に減少していきます。
と同時に少子化も進んでおります。働く人は減っていきます。
そんな状況の人材を獲得することも大切なことなのですが、今いるスタッフをきちんと育てていくこと、「人材育成」に力を注ぐことはとても重要なことだと考えております。
今の事業の中で
質のいいサービスをして、質のいい利益を創り出すこと。
今後のビジョンにもつながることですが「人材育成」こそが最も課題であり、大切なことだと位置づけております。
— 御社ポモックの掲げるビジョンを教えてください。
『地域社会における介護問題を解決する企業になる』
これがビジョンです。
ポモックはうるま市与那城という地域にありますので、他の市町村のことまではできませんが、このうるま市与那城の介護問題は、弊社が解決していきます!という使命感を持ち、地域への責任を持って介護事業を取り組んで参ります。
それがうるま市与那城という地域に存在するポモックのビジョンです。
法人としての「使命」は、
“社会で活躍する次世代リーダーを育成する”ということです。この次世代の「介護リーダー」を育成していくことも重要なこと。
介護事業運営者、介護事業経営者として私がアドバイスできることは、積極的にサポートしていきます。
その方々が施設長なり、管理職なり、経験を積んで、その先に、その方が沖縄市の出身だったり宜野湾市の出身だったりして他地域や、自分の地元で介護事業を展開していくのであれば、もちろん、サポートをしていきます。
それがポモックのミッションです。
氏名:比嘉 勇樹(ひが ゆうき)
年齢:39歳
企業名:ユニプラ株式会社(介護用品販売会社):代表取締役
合同会社ポモック(デイサービスセンター):代表
出身地:北中城村
出身校:北中城高校⇒国際ツーリズム専門学校
趣味:沖縄そば食べ歩き
特技:特になし
最近観た映画:ボヘミアンラプソディー、グレイテストショーマン
好きなお酒:ウィスキー:特にサントリー山崎シリーズ
行きつけのお店:1人飲みのとき良く行くのが3~4ヵ所あります。
その中の一つが沖縄市泡瀬にある「炭火焼屋台きじむなー」です。
今どんな本を読んでますか?:経営本が多いです。ランチェスター戦略本など楽しく読ませてもらってます。
好きな音楽:安室奈美恵の大ファンです。
今一番欲しいものは?:一緒に働く従業員(職員)です。これは切実です。
あとは、妻と一緒に旅行にいく時間(笑)
【ユニプラ株式会社】
HP:
http://www.o-unipla.com
事業内容:福祉用具のレンタル・販売、介護用品の販売、福祉機器
設立:平成18年5月1日
【合同会社 ポモック】
デイサービスセンターポモック
HP:
https://www.pomoc.jp
事業内容:デイサービス(通所介護)と住宅型有料老人ホーム。
お食事やご入浴、レクリエーション、機能訓練等を受けられる介護サービスです。
開所日:平成28年1月1日
利用者定員:30名
2019年2月1日現在:25名利用者。
社員数(社員・パート含む):18名
介護職員、管理者、生活相談員、調理スタッフという部門があります。
希望としてはあと4名募集です(2019年2月1日付)。
◆ポモック採用情報は『採用ブログ』から詳細をみてね!
https://pomoc.ti-da.net/web/recruit.html
【経営理念】
社員とその家族の幸せの為に働ける環境づくり。
スタッフが幸せで働いてくれないと、いい仕事ができない。
スタッフが幸せでないとポモックに入所する人たちへ
良いサービスができない。理念は「社員の幸せ」を掲げています。
ユニプラ株式会社 採用ブログ最新記事