自社商品について語る吉田代表
— 御社の経営理念・事業内容を教えてください
事業内容は、リゾートウェア、アロハシャツや沖縄のかりゆしウェアの企画製造販売をしております。
経営理念は、
世の中の流れを捉えることです。
トレンドを捉えるというよりお客様のライフスタイルが物凄いスピードで変化していく時代なので、コンセプトやコンテンツを世の中の流れの中で捉えるということは常に意識してます。
— 起業のキッカケ・会社の魅力を教えてください
東京の専門学校を卒業後、東京のアパレル会社に勤務していた時に、今の妻と出会いました。
当時、私は20代後半で沖縄に来るキッカケは、ズバリ妻とのお付き合い、結婚です(笑)。
妻のお母さんが有限会社ジュネの創業者です。
衣料品製造販売の事業をして沖縄観光業界・リゾートホテル向けのアロハシャツを作っていました。
入社してアロハシャツが会社の資源だと感じて、自分なりに考えてその強みを生かし、さらにステージを上げるために何をすれば良いのかを考えるようになりました。
あるとき恩納村のリゾートホテルの方に「ジュネさんはアロハシャツをもっと作り続けることが大切だよ」と助言をいただいたことがキッカケとなり、決定的となったのが友人の結婚式です。
結婚式がハワイであったので、行ったついでに近くを観光しました。当時のアロハシャツは60ドル前後が一般的でしたが、100ドル〜150ドルをベースにした作りがしっかりしたアロハシャツ専門店があったんです。
これは、沖縄で我々ジュネがやる必要があるなと思ったのがPAIKAJIブランドを作ることになったキッカケです。
— 自社ブランド『PAIKAJI』の魅力とは?
自社ブランドを客観的にはさすがに見れないのですが、たまに外部の方からいただく声は“PAIKAJIのアロハシャツはハワイの影響を受けながら南国沖縄でストライクなアイテム”だとおっしゃっていただきました。
表面的な軽やかさに対して、「縫製」という日本人が丁寧にきめ細かく作り上げ、その仕様のシンクロの部分が他ブランドでは出せないところでありそこかウチの魅力だと思います。
他社ブランドとのコラボ商品でも独自性を取り入れている
— 会社のターニングポイント、ブレイクポイントを教えてください
おかげさまでPAIKAJIは創業20周年を迎えることができましたが、けして順風満帆ではなかったです。
2001年9月11日(アメリカ同時多発テロ事件)のときは、世界中に様々な影響が起こり、沖縄観光業界も大打撃を受けました。
あのときは、大幅な観光客の減少で、当社も多大なる影響を受け、さすがに店を閉めた方が良いのではないかと考えたこともありました。。。
他には、モノづくりの想いが私とスタッフとで考え方の相違から、社内の雰囲気が悪くやりづらく感じた時期もありました。
そこで、私は
スタッフへの「伝え方」を意識して変えました。
「伝え方」を変えたことにより、スタッフの動き方、仕事の進め方がスムーズになっていきました。
人への「伝え方」、「言葉」の大切さを痛感し、それからは、自分自身でとても大切に考えるようになりました。
意識している事は、まず、ひと呼吸置いて伝えることにしています。ただし、それはここ2〜3年前から取り組んだことなんですけどね(苦笑)。
— 会社の10年ビジョンを教えてください
2〜3年後に向けて自社ECサイトの販売をかなりのスピードをもって強化したいです。
かなりプロフェッショナルな人間が必要になると思います。
また、リアル店舗もお客様に伝えていく接触ポイントとしては重要で、“
PAIKAJIの世界観”をしっかり外に向けて発信できる場所にしたいと考えています。
店舗展開については、単に店舗数を増やすことが目的となるのではなく、お客様にPAIKAJI世界観を伝えられる、ファンであるお客様が来た時にハッピーになれて、爽快になれるような空間づくりを3年計画として目指します。
沖縄は、今、世界中から観光客が訪れています。その中で働き方も物凄いスピードで変わっています。
いろいろな価値観がクロスする中で、10年後もしっかり私たちのメッセージを伝えていきます。お客様が満足する企画なのか、モノなのかは思案中ですが、お客様が商品(モノ)を買うというライフスタイルの変化に対してどういうふうに価値を生むか、そこにこだわり続け具体的に実践していきたいですね。
10年後は、さらに世界中からリゾートというと「OKINAWA」とイメージされるようになっていてほしい。その時に「OKINAWA」と言えば『PAIKAJI』がみなさんのライフスタイルの中に存在していること、OKINAWAリゾートシーンの中にPAIKAJIという印象を創り続けていたいと思います。
— 御社の求める人物像を教えてください
ECに関しては、
自分を楽しめる人がいいですね。
ECスキルがある、というだけでは私たちとコミュニケーションがとりずらくなるので、スキルを持ちつつ
『世界観を共有できること』これが一番重要だと思います。
服がそんなに好きでなくても、海が好きですとか、リゾートが好きですとか、サーフィンが好きですとかでも話しが合うと思うのです。
例えば、この店舗(国際通り本店)でも人材が必要なのですが、「販売」するという業務ではなく、お客様と着こなしを楽しむ、お客様と一緒にエンジョイできるということがその人のやりがいに繋がってほしいです。
そうするとおのずと商品知識を学んだり、着こなしを提案できるようになると思います。
ただ単に、“売るため”だけに接客をすると、そこはお客様にわかっちゃいます。やはり楽しさをお客様と共有できることが大切ですね。
接客をする時間よりは、いろんな物事をネタ集めとして時間を割いてほしいなという希望はあります。
— 沖縄の若者・未来のスタッフに向けたメッセージをお願いします
沖縄の若い方はリズム感が良い、ノリが良いと感じます。
そのノリの良さで私たちと一緒になって自社ブランドのメッセージを伝えてほしいです。
沖縄の人同士、日本人同士、は割と通じ合えると思います。
沖縄は独自性豊かな地域なので、この特色、資源を生かしていろいろな国から訪れる観光客、習慣の違う国の人たちに対して「わしづかみにできるメッセージ」を一緒に伝えていきたいです。

氏名:吉田 康秀(よしだ やすひで)
年齢:52歳
企業名:有限会社 ジュネ
役職名:代表取締役社長
創立年月日:昭和42年12月5日
設立年月日:昭和57年4月27日
事業内容:衣料品製造・卸・小売業
従業員:7人(2019年3月現在)
本社:沖縄県豊見城市翁長537-15
本店:PAIKAJI(パイカジ)
ホームページ:
https://www.paikaji.co.jp/
出身地:新潟県長岡市
出身校:新潟県中越高等学校⇒東京モード学園(ファッションデザイン科)
趣味:ゴルフ
特技:特になし
印象に残る映画:『ディア・ハンター』(主演:ロバート・デ・ニーロ)
好きなお酒:ウィスキー、焼酎。ロックで飲みます。量をあまりとならいようにしてます。
行きつけのお店:Barです。名前忘れちゃったのですが那覇市内、えん沖縄の近くでこわ面のオジサンが1人でやってるカウンターBARです。
今どんな本を読んでますか?:以前、経営者になりたての頃は経営本などむさぼり読んだ時期があり、その頃読み漁った中で『習慣を変えれば人生が変わる』マーク・レクラウ (著)が印象に残ってます。
好きな音楽:
今一番欲しいものは?:翻訳機。テレビショッピングみてていいなって思って(笑) 海外に年に数回、イタリアは展示会があるので年1回は行くので翻訳機つかってみたいなと思って(笑)